アンナ・パヴロワは、優美な舞と、世界的に知られる小品《瀕死の白鳥》によって名を残しました。わずか数分間の独舞は、彼女の代名詞となり、いまなおバレエ史のひとつの頂点として語られています。
彼女は生涯を巡業に捧げた人でもありました。ヨーロッパ各地から南米、アジアまで、当時としては考えられない規模で世界を回り、バレエという芸術を各地の観客に届け続けました。
意匠の由来 The Story
1931年1月23日、オランダ・ハーグのホテル・デ・インデス。20世紀最高のバレリーナと呼ばれた女性が、この場所で静かに息を引き取りました。
彼女の名は、アンナ・パヴロワ。
On 23 January 1931, at Hotel Des Indes in The Hague, the dancer many call the greatest ballerina of the twentieth century died. Her name was Anna Pavlova.
アンナ・パヴロワは、優美な舞と、世界的に知られる小品《瀕死の白鳥》によって名を残しました。わずか数分間の独舞は、彼女の代名詞となり、いまなおバレエ史のひとつの頂点として語られています。
彼女は生涯を巡業に捧げた人でもありました。ヨーロッパ各地から南米、アジアまで、当時としては考えられない規模で世界を回り、バレエという芸術を各地の観客に届け続けました。
度重なる公演旅行のあいだ、彼女がしばしば滞在したのがハーグのホテル・デ・インデスでした。舞台を終えた彼女にとって、ここは羽を休める場所だったのです。
そして1931年1月23日、そのホテルの一室で、彼女は静かに目を閉じました。49歳でした。
この出来事は、バレエの歴史にとってだけでなく、ホテルの歴史にとっても特別なものとして記憶されています。
マイケル・バルナートのバレリーナ・ブローチは、そのホテル・デ・インデスとの協業によって生まれました。パヴロワに捧げられた一点です。
図像は、装飾を削ぎ落とした輪郭だけで構成されています。踊り手の身体を写実的に描くのではなく、グラフィックの手法で「かたち」に還元する。それが、時代の意匠に縛られない造形をつくる方法でした。
胸元につけたとき、そこにあるのは装身具であると同時に、ひとりの踊り手をめぐる百年前の物語でもあります。
この物語のブローチ The piece
バレリーナ
マイケル・バルナート オリジナルデザイン
24.1mm × 60mm / マグネット式(大)
¥8,800(税込)
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